離乳食といえば『おかゆ』というくらい、離乳食で欠かせない定番の主食!
これから離乳食を始めるので、おかゆの基本的な作り方を知りたい!という方や、離乳食デビューをしたものの、いつも普通のおかゆばかりでアレンジ方法を知りたい!という方の参考になるような内容をまとめてみました。
本記事を読み終わる頃には、あなたも離乳食のおかゆマスターになっていること間違いなしです!って言い過ぎかな?
離乳食の基本中の基本!おかゆの作り方とアレンジ方法!
まずはじめに、離乳食のおかゆはいつから食べさせるのか?これは、生後5ヶ月以降の赤ちゃんで離乳食を始める準備が整った時期からおかゆデビューをします。詳しくは、離乳食初期についての記事にまとめてあります。
始める時期が分かったところで、おかゆと言っても月齢によって柔らかさは異なります。最初は10倍粥からはスタートし、慣れてきたら7倍粥に移行し、さらに月齢が進むと5倍粥というように、赤ちゃんの成長に合わせて少しずつご飯へ近づけていきます。
10倍粥→7倍粥→5倍粥→軟飯の流れを覚えておくと良いですね。
離乳食のおかゆの作り方2パターンの紹介
次に、おかゆの作り方です。今回紹介するおかゆの作り方は2パターンですあります。
- 大人用に炊いたご飯からおかゆを作る方法
- 炊飯器のおかゆ機能で米からおかゆを作る方法
私は、この中でより簡単な2つ目の方法で作っています。しかし初期の頃は食べる量が少ないため1つ目の方法で作っていました。
それぞれの作り方について簡単に説明していきます。
ご飯からおかゆを作る方法
- 鍋に米と水を入れ強火にかけます。煮立ったら弱火にし蓋をして20分ほど加熱します。この時、鍋の底が焦げ付かないように時々かき混ぜながら様子を見てください。
- ご飯がふっくらしてきたら、火を止めて蓋をして20分間蒸らします。
米からおかゆを作る方法
- 米をとぎ、炊飯器に入れます。分量どうりの水を加え30分くらい浸水させます。
- おかゆモード機能でスイッチを押します。
離乳食のおかゆの米と水の割合は?
おかゆの作り方を確認したら、次に気になるのは米と水の割合ですよね。
作りやすい量を()内に表記しておきます。
10倍粥
米:水=1:10 (30ml(26g):300ml)
7倍粥
米:水=1:7(50ml(43g):350ml)
5倍粥
米:水=1:5(100ml(85g):500ml)
軟飯
米:水=1:2(200ml(170g):400ml)
もっと簡単に作れないの?という人のために!
1番作りやすい5倍粥を作り(炊飯器の場合はおかゆの目盛り通り)、5倍粥を元にそれぞれの割合のおかゆや軟飯を作ることもできます。
10倍粥
5倍粥:水=1;1 混ぜて裏ごし。
7倍粥
5倍粥:水=2:1 混ぜて潰す。
軟飯
5倍粥:大人用ご飯=2:3 混ぜる。
以上のようにそれぞれ、赤ちゃんの成長に合わせて作ってあげましょう。
離乳食のおかゆのアレンジ方法
離乳食の主食になるおかゆですが、最初のうちはおかゆのみから始まるので、赤ちゃんも食べてくれていたが他の食材も食べるようになると、おかゆを食べてくれなくなる赤ちゃんもいます。味覚を育てることを考えると、おかゆはそのままの状態で食べさせるのが望ましいけど、離乳食が進まないなら、アレンジしてみるのも一つの手ですよね。
ご飯とおかずをごちゃ混ぜにすれば良いという考えよりも、おかゆに少し風味をプラスしてあげるような工夫がされていると、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。
おすすめしたいアレンジ方法
- 野菜を混ぜてあげる。
- 肉・魚を混ぜてあげる。
- 鰹節や海苔などで風味づけする。
- 市販の離乳食用のふりかけを少量かけてあげる。
- 月齢が進んだ頃は、丼にしてあげる。
- 味付けが出来るようになったら少量の調味料を使う。
- 軟飯になると、おにぎりやおやきなどにして自分で食べられるようにする。
このようなアレンジ方法で、いつものおかゆを少し変えてあげると食べ進めてくれるようになるかもしれません。様々なアレンジ方法を試して、離乳食のバリエーションを増やし、楽しい食事ができると良いですよね。