こんにちは*
今日は食べ物アレルギーの事について書いていきたいと思います。
【目次】
離乳食のアレルギーについて
食物アレルギーという言葉は聞いたことありますか?離乳食が始まると、耳にする事も多くなってきますよね?乳児では、10人に1人が食物アレルギーを持っていると言われています。
離乳食を食べることで、アレルギーの有無がわかる為、初めて食べさせるのは少し不安ですよね。
離乳食を始める前に、ある程度食物アレルギーの事を理解しておくと良いかもしれないと思うので、これから離乳食を始めるという方に読んで頂けたら嬉しいです!
食物アレルギーとは
ある特定の食べ物を食べる事で、体の中の免疫機能が異物(アレルゲン)に反応して、体を守るために過剰反応する事をいいます。
これは、赤ちゃんや子どもだけに関わらず、大人になっても食物アレルギーになる人もいます。
ただ、赤ちゃんの方が食物アレルギーの発症リスクが高いため離乳食を始める時に気をつけなければいけないのです!
食物アレルギーの症状
アレルギーについては、何となくわかったけど、実際食物アレルギーってどんな症状がでるの?と疑問に思いますよね!
自分自身はもちろん、身近にアレルギーを持つ人が居なければ、わからないですよね。
また、食物アレルギーの症状も様々なものがあり、必ずコレ!という症状とは限らないのです。
赤ちゃんの中でも、症状の軽さが個人によって違うため、体調不良とアレルギー反応の見分けがわからない場合もあるみたいですよ。
一般的に言われている症状とは以下の通りです。
- 皮膚のかゆみや赤み、湿疹
- 咳、呼吸困難
- 充血、くしゃみ、鼻水、唇や舌の違和感、喉のかゆみ
- 吐き気、腹痛、嘔吐、下痢、血便
- アナフィラキシーショック
などがあります。
この中でも、赤ちゃんは皮膚にアレルギー反応が出る場合が多く、そのまま気付かずにいるとアトピーになってしまう事も少なくないみたいです。
なので、初めての食材を食べさせた後はきちんと赤ちゃんを観察してあげましょう!
また、症状のなかで1番怖いのが、アナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックは、生死にかかわるため全身に反応が出始めて、意識が朦朧としていたらすぐに病院へ行きましょう!
救急車の方が早いですね!!!
アレルギーになりやすい食べ物
次に、食物アレルギーになりやすい食べ物について書いていきます。
まずは3大アレルギーと呼ばれるものがあり、これが最も反応が出やすい食材です。
①たまご
たまごを与える時は、まずは卵黄を耳かき一杯程度の極少量から始めてあげて下さい。
少しずつ量を増やしていき様子をみましょう。
卵黄1個分を食べられたら、卵白をチャレンジします。
②牛乳
牛乳は小さじ1くらいの温めたもの(料理の中の牛乳)から初めて、少しずつ量を増やし、温め牛乳が飲めたら冷たい牛乳を飲むようにしましょう。1歳を目安に飲み物として与えると良いかと思います!
③小麦
小麦粉そのものもですが、小麦粉を使った食べ物はたくさんあります。パンやパスタなども小麦から出来ているので気をつけましょう。
商品に貼られている食品成分をよく読んで、原材料に小麦粉が入っていないかもチェックするポイントですね!
以上の3大アレルギーの他にも、アレルギーを引き起こしやすい食材はたくさんあるため気をつけましょう!特に、たんぱく質の多く含むものは気をつけて進めていくとこを、おすすめします!
食物アレルギーの除去方法
とりあえず、アレルギーをもっていることがわかったら除去する事が大切です!
手作りのものを食べさせる場合は、アレルギー食材を使わなければ良いだけですが、市販のものを使う時は注意が必要です!
先程も書きましたが、商品のパッケージには必ず原材料が書かれているのでそこをチェックしましょう。
また、食物アレルギーの表示が義務付けられいるので、それをチェックする癖をつけておきましょう。
ベビーフードやお菓子など、赤ちゃんが食べるものに記載されているので意識して見てみるといいかもしれないです!
ちなみに表示義務があるアレルゲンは以下のものです。
- 卵
- 乳
- 小麦
- エビ
- カニ
- そば
- 落花生
食物アレルギーは治る?
最後に、食物アレルギーは治るのか?という疑問があると思うのですが、結論から言うと治る場合と治らない場合があります!
しかし、赤ちゃんの頃アレルギーでもきちんと病院へ行き、除去期間を得て、医師の言う通りにすれば大人になるにつれて治る事が多くあると言われています。
一生食べられなくなるのは可哀想なので、きちんと子どもの頃に対処してあげることも大切ですよね!
最後に
離乳食で初めて食べる食材は必ず少量から初めて、なるべく午前中に食べさせて、様子を見て病院へ行けるくらいの余裕を持つと良いと思います!
もし、子どもに食物アレルギーがある場合は必ずアレルゲンの食材を食べるのはもちろん、触れさせないようにしましょう。
子どもの近くでアレルギーのある食べ物をたべたり、同じ食器や調理器具を使ったりする事でも反応がでる子もいます。
まな板・包丁・スポンジも気をつけましょう!
アレルギー反応が重度の場合は、普段使用しているものを使わずに、子ども専用のものを用意する事をオススメします。